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北陸工業新聞社
2015/10/28

【石川】来月中の入札公告で調整/志雄病院移転新築本体/補正に継続費24億2784万円/宝達志水町/来年1月着工へ

 宝達志水町は、旧志雄中跡地(子浦地内)で計画する国民健康保険志雄病院移転新築事業について、建築本体工事を11月中に公告(一般競争入札)する方向で調整に入った。今後詳細を詰め、12月の開札、来年1月の着工を目指す。
 26日に開かれた町議会臨時会で今年度志雄病院事業会計に同病院移転新築に伴う継続費計24億2784万円を追加する補正予算案が提出、可決された。期間は16年度までの2カ年で、事業費内訳は施工監理費が3024万円、建設工事費が23億9760万円となっている。
 新病院は、築後50年以上が経過している既存病院(荻市地内)の老朽化の改善や、医療サービスの充実を図るため、旧志雄中グラウンド部分約1万2000平方メートルに移転整備する。建設規模はRC造3階建て延べ約5923平方メートルで、免震構造を採用。病床数は現在の100から70(一般35、療養35)に縮小する。内科、外科、整形外科、歯科、皮膚科、眼科、リハビリテーション科が入る予定。
 今後、大臣認定が必要な免震評定と、建築確認申請の手続きも進め、年明けの着工に備える。設計は内藤建築事務所(本社/京都市左京区)が担当。17年3月の竣工、同5月の開院を予定する。
 当初計画では、新病院の施設規模を4階建て延べ床面積6970平方メートル程度、病床数を85としていたが、建設資材や労務費の高騰などを受けて設計を見直し、規模を縮小した。

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