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県沼田土木事務所は、年内を目標に災害復旧工事の発注を目指している。沼田市内11カ所で工事を予定しており、現在は発注に向けた準備を進めている。ことし７月30日未明に、利根沼田地域で記録的な集中豪雨が発生。それにより一般県道道木佐山沼田線沿いを流れる一級河川四釜川から水があふれ、公共土木施設などが被災した。このことから、県は国に対して災害申請を行い、９月28日から同月30日の３日間にかけ、被災箇所に対して国が第１次査定を実施した。
全体の工事金額は概算で３億円を試算しており、工事を実施する11カ所全てが沼田市内の道木佐山沼田線に並行して流れる四釜川沿いとなる。
第１工事は、同川右岸。場所は、佐山町（ズーズー淵下流）となる。復旧延長約24ｍ。コンクリートブロック練積工Ｌ約23ｍ、ＳＬ平均５ｍ、約１１４�u。小口止工Ｎ２基、取り付け工Ｎ１カ所、根固めブロック工Ｎ37個。仮設道路Ｌ約42ｍ、Ｗ約４ｍ。
第２工事は、同川右岸。場所は、佐山町（ゲートボール場下）となる。復旧延長約56ｍ。コンクリートブロック練積工Ｌ約55ｍ、ＳＬ約４ｍ、約２３９�u。小口止工Ｎ２基。仮設道路Ｌ約42ｍ、Ｗ約４ｍ。
第３工事は、同川両岸。場所は、佐山町（佐山大橋上流）となる。復旧延長約２５３ｍ。左岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約２２１ｍ、ＳＬ約３ｍ、約７８６�u。かさ上げ工Ｌ約17ｍ、約19�u。小口止工Ｎ５基。右岸側が根固めブロック工Ｌ約30ｍ、Ｎ75個。仮設道路Ｌ約３１５ｍ、Ｗ約４ｍ。
第４工事は、同川両岸。場所は、佐山町（佐山大橋付近）となる。復旧延長約１６４ｍ。左岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約22ｍ、ＳＬ約３ｍ、約84�u。小口止工Ｎ２基。かご工Ｌ約46ｍ、約23�u。仮設道路Ｌ約１９８ｍ、Ｗ約４ｍ。右岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約１０９ｍ、ＳＬ平均４ｍ、約４４０�u。小口止工Ｎ３基。かご工Ｌ約32ｍ、約32�u。舗装工約57�u。ガードレール工Ｌ約77ｍ。
第５工事は、同川両岸。場所は、佐山町（佐山大橋下流）となる。復旧延長約99ｍ。左岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約32ｍ、ＳＬ約３ｍ、約１２１�u。小口止工Ｎ２基。仮設道路Ｌ約１５１ｍ、Ｗ約４ｍ。右岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約53ｍ、ＳＬ約３ｍ、約２００�u。かさ上げ工Ｌ約13ｍ、ＳＬ約０・９ｍ、約13�u。小口止工Ｎ２基。
第６工事は、同川右岸。場所は、石墨町（りんご園下）となる。復旧延長約38ｍ。コンクリートブロック練積工Ｌ約41ｍ、ＳＬ約４ｍ、約１８５�u。小口止工Ｎ１基。ガードレール工Ｌ約40ｍ。ガードレール基礎工Ｌ約40ｍ。仮設道路Ｌ約27ｍ、Ｗ約４ｍ。
第７工事は、同川左岸。場所は、石墨町（羽根沢橋上流）となる。復旧延長Ｌ約26ｍ。コンクリートブロック練積工Ｌ約20ｍ、ＳＬ平均５ｍ、約１０７�u。小口止工Ｎ１基、根固めブロック工Ｎ44個。仮設道路Ｌ約45ｍ、Ｗ約４ｍ。
第８工事は、同川両岸。場所は、石墨町（集会所下）となる。復旧延長約１５８ｍ。左岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約１２４ｍ、ＳＬ平均５ｍ、約６７１�u。かさ上げ工Ｌ約17ｍ、Ｈ約０・３ｍ。根継工Ｌ約15ｍ、ＳＬ約２ｍ。根固めブロック工Ｎ38個。小口止工Ｎ４基。右岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約９ｍ、ＳＬ約４ｍ、約40�u。小口止工Ｎ１基。仮設道路約１８３ｍ、Ｗ約４ｍ。
第９工事は、同川左岸。場所は、大釜町（八万橋上流）となる。復旧延長約89ｍ。自然石練積工Ｌ約31ｍ、ＳＬ平均５ｍ、約１６６�u。コンクリートブロック練積工Ｌ約57ｍ、ＳＬ約４ｍ、約２４４�u。小口止工Ｎ１基、Ｖ約１立方ｍ。根固めブロック工Ｎ１２３個。仮設道路Ｌ約98ｍ、Ｗ約４ｍ。
第10工事は、同川両岸。場所は、大釜町（関越道下）となる。復旧延長約89ｍ。左岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約９ｍ、ＳＬ約４ｍ、約41�u。小口止工Ｎ１基、Ｖ約１立方ｍ。右岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約59ｍ、ＳＬ約４ｍ、約２５３�u。小口止工Ｎ２基、Ｖ約１立方ｍ。かさ上げ工Ｌ約20ｍ。仮設道路Ｌ約１２９ｍ、Ｗ約４ｍ。
第11工事は、同川両岸。場所は、大釜町（大釜橋上流）となる。復旧延長約35ｍ。左岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約20ｍ、ＳＬ約４ｍ、約85�u。根固めブロック工Ｌ約19ｍ、Ｎ32個。小口止工Ｎ１基。仮設道路Ｌ約１１３ｍ、Ｗ約４ｍ。右岸側がコンクリートブロック練積工Ｌ約９ｍ、ＳＬ平均６ｍ、約58�u。
設計は、第１と２工事が総合技術（藤岡市）、第３〜５工事が技研コンサル（前橋市）、第６がオウギ工設（前橋市）、第７と８工事がプロファ設計（伊勢崎市）、第９〜11工事が関東測量（前橋市）がそれぞれ作成した。