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大分建設新聞社
2015/10/30

【大分】中心部の活性化へ、つくみん公園にハウス

 県と津久見市が、連携して進めている観光周遊性創出事業の一環で同市港町のつくみん公園内にコンテナハウス(名称は公募中)が設置され、24日、開所式があった。
 式は24・25両日に同公園で開かれた第33回市ふるさと振興祭の開会式で、吉本幸司市長やハウスづくりに協力した大建協津久見支部青年部会の甲斐友和部会長、安部良副部会長など7人がテープカットをして開所を祝った。
 吉本市長はあいさつで「ハウスの完成で市中心部のまちづくりの第一歩が踏み出せた」、甲斐部会長は「市のまちづくりの手伝いができてうれしい。これからも、この公園の清掃奉仕など地域のために積極的に取り組む」とそれぞれ話した。
 コンテナハウスは、市民や津久見高校生が参加するワークショップを通じて実証実験を行い、市中心部の活性化・にぎわい創出に向けての仕組みづくりをする狙いで設置した。
 27年度からの3ヵ年事業で、1年目は集客力のあるつくみん公園のにぎわい強化に向け、観光案内と商店街のアンテナショップ的な役割も果たすハウスを、市民の憩いの場とする一方、市外から訪れる人たちへの情報発信と市内各所への回遊を促す拠点として活用する。2年目は商店街が暮らしのたまり場となるような空間創出、3年目は継続的なにぎわい創出に向けた組織づくりを目指す。

提供:大分建設新聞社