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建通新聞社(中部)
2015/10/30

【愛知】豊田市 足助消防署施設整備で設計着手

 豊田市は、足助消防署施設整備のうち、「救助訓練施設」の設計に着手した。早川都市計画(豊田市)に業務を委託、2016年3月25日の履行期限で整備内容の詳細を詰め、16年度の整備着手を目指す。
 同施設は、足助消防署を中山間地域の拠点施設として、災害対応力の強化を図るため、現消防署と足助川の間の斜面を活用し、さまざまな救助訓練を想定した救助訓練施設を整備する。
 主な整備内容は、堤防道路など護岸から転落した車両を救出する訓練施設として、面積約50平方bを対象にブロック積み護岸を整備する。急斜面や渓流を登る訓練用として、面積約50平方bを対象にコンクリート吹き付けを行う。
 また、垂直救助の訓練用として、井戸を想定した縦穴2本と、下水道マンホールを想定した縦穴1本を整備する。消防署敷地内の職員用駐車場には面積1500平方bを対象に、駐車ラインの設置などにより駐車台数の拡大を図る。
 足助消防署施設整備ではこのほか、消防車両の大型化に伴い車庫棟の増築(鉄骨造平屋約530平方b)などを計画しており、設計を玉井設計(安城市)で進めている。市では16年度事業で車庫棟などの増築ともに救助訓練施設を整備する計画で、予算化を目指す。
 所在地は桑田和町中貝戸6地内。

提供:建通新聞社" target="_blank">