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建通新聞社(東京)
2015/11/05

【東京】都 南花畑・環、浮間・ユナイテットリバティに

 東京都都市整備局東部住宅建設事務所は「都営南花畑四丁目団地基本設計」を環総合設計(文京区)に、「都営浮間三丁目団地(第2期)基本設計」をユナイテッドリバティアーキテクツ(渋谷区)にそれぞれ委託する。プロポーザル方式で選定し、4日の見積もり合わせで両者が提示した金額で契約することを決めた。いずれも既存の都営アパートを解体し、南花畑は730戸、浮間は380戸程度の住棟を新築する計画だ。
 南花畑四丁目団地は、1969〜70年に建設した都営花畑第3アパート(足立区南花畑4ノ11)を建て替えて整備する。既存の建物18棟・804戸を全て解体し、跡地に鉄筋コンクリート造で約730戸の住棟を新築。付帯施設として集会所や自転車置き場、駐車場、ゴミ保管施設を設ける。
 敷地面積は約5万2800平方bで、用途地域は第1種中高層住居専用(建ぺい率60%、容積率200%)。団地内に保育園があるため、建物内への配置について足立区と協議していく。
 基本設計の納期は90日間。契約予定額(税抜き)は1650万円。
 浮間三丁目団地は、都営浮間三丁目アパート(北区浮間3ノ4)を建て替えで対応する。67〜69年に建設した既存の建物16棟と設備の老朽化が進行しているため解体し、段階的に新たな住棟を建設する。
 現在、第1期として敷地西側の区域(12〜15号棟)で事業を進めており、今回の第2期では既存の1〜11号棟(390戸)を解体した跡地に、鉄筋コンクリート造で約380戸の住宅を新築する。付帯施設として集会所や自転車置き場、駐車場、ゴミ保管施設を配置する。第2期の事業区域は約1万6500平方b。用途地域は第1種住居で、建ぺい率60%、容積率200%。飛び地にある16号棟の建て替えについては今後検討する。
 基本設計の納期は90日間。契約予定額は1200万円。