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北陸工業新聞社
2015/11/05

【福井】事業費8億、新規着手へ/大安寺第1農村災害対策/−県−

 福井県は福井市四十谷町、田ノ谷町などを対象に「大安寺第1地区農業用用排水施設事業(県営農村災害対策整備事業)」を計画している。現在、新規事業化に向け手続きを進めている。
 計画によると総事業費8億円を投入し、排水機場1カ所、排水路工740メートルを整備。事業期間としては16年度から21年度までを見込む。
 整備後約40年が経過、施設の老朽化が著しく進行、機能が低下し、近年の集中豪雨や宅地化の進行により地区内の低位部の農地や人家で湛水する被害が生じており、水稲および転作作物の生育に大きな障害となっているのが現状。
 早急に排水施設の改修を行い、健全性を確保し、災害発生の未然防止を図るのが事業化の背景。事業費の内訳は排水機場が4億8000万円、排水路が3億2000万円。概要は以下の通り。
▽排水機場(計画施設=φ900ミリ×1・6立方メートル/s×2台)
・ポンプ設備=横軸斜流ポンプφ900ミリ、吐出し弁φ900ミリ電動バタフライ弁、逆流防止弁φ900ミリフラップ弁、電動機、減速機、吸込・吐出管、可とう管、電気設備
・ゲート設備=ゲート工2000×2000×2基、機側操作盤、管理橋および防護柵
・上屋工事
▽排水路工(L=740メートル) BOXカルバートB2000×H1400

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