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建通新聞社四国
2015/11/13

【徳島】年内の契約目指す 藍住町の文化等複合施設

藍住町は、「町文化ホール・公共施設複合化事業」(仮称)の建設工事について、年内の請負契約締結を目指し、工事予算の確保など準備を急ぐ方針。10日には実施設計に基づく建築工事費(建物外構含む)の試算を議会に示し、当初見込んでいた34億円を3・6億円余り上回る37・6億円を提示している。
 建築工事費の増加について、町は資材や労務費の高騰などが主な要因と説明。一方で構造の見直しなど削減にも努め、提示した建築工事費になったとしている。詳細な積算金額は37億6417万8000円(税込み)。
 実施設計によると、施設規模は最終的に鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ5453平方bとなった。文化ホール裏の楽屋の配置変更を行ったほか、ホールの座席数を641席から644席に増やし、このうち15席を身体障害者用4席分に対応できるようにする。
 このほか施設1階には施設西側のあいずみ広場(緑のマウンド)と正法寺川公園を結び通り抜けが可能な多目的空間「あいずみモール」を設け、文化ホール諸室を南側に、事務・活動諸室を北側に配置。第2のホールとして多目的ホール(リハーサル室)も設ける。調理室・キッズルームや社会福祉協議会・保健センター包括支援センター、健康ホール、会館事務室などもモール外周に配置する。2階には社会福祉協議会事務局やマルチルーム、72時間対応の非常用発電機や機械諸室を設ける計画。
 順調なら早期の補正予算による建設工事費の確保と12月町議会定例会承認案件での工事発注を目指す。その後は2016年1月末の造成工事(11月13日入札)完了を受けて同年2月にも着工、17年6月末の建物完成、試験運転を経て同年8月中の供用開始が見込まれる。外構を含めて18年度内の事業完了を予定している。
 建設地は奥野字矢上前32ノ1。建築工事は今のところ、設備一括で指名競争入札による入札執行が見込まれる。造成を含め一連の設計は久米設計大阪支社(大阪市西区)が担当している。

提供:建通新聞社