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建通新聞社(中部)
2015/11/19

【三重】賑わい創出検討協議会を設置 伊賀市

 伊賀市は、現南庁舎と周辺施設を合わせた中心市街地のにぎわいの創出を検討するため、「伊賀市の賑わい創出検討協議会」を設置し、6日に第1回協議会を開いた。会長には中村忠明氏(伊賀市文化都市協会理事長)が選任された。協議では、市街地の活性化など市における課題に基づき検討すべき計画(南庁舎の利活用など)を説明した。今後、2016年1月ごろに中間案をまとめ、16年3月に最終案を作成する。第2回協議会を24日に開き、16年2月までに計6回の協議会を開く予定だ。
 南庁舎は、鉄筋コンクリート造3階建て(中2階構造の3層式)延べ5927平方b。建築家・坂倉準三による設計で、1964年12月に建設された。所在地は上野丸之内。市では、庁舎移転新築計画とともに、南庁舎を保存・利活用する方針を示し、15年度に耐震性を検証する調査を行い、「全般的には、耐震改修によって利活用は可能」という評価により、利活用の根拠付けを得たものと判断した。これを受けて、市側は協議会を設置して「伊賀市の賑わい創出」の拠点として南庁舎を利活用する検討作業に着手する予定だった。しかし、上野商工会議所が8月に、観光客を機能的に誘導する拠点を盛り込んだ庁舎跡地構想を提言し、その後、市議会9月定例会で、9月補正予算案に盛り込んだ現庁舎の耐震改修費用などを算定する委託費を削除し、現庁舎を取り壊してにぎわい創出につながるコンパクトな建物を建設すべきなどとする市議側の決議案が可決されたことで、同協議会の設置が遅れた経緯がある。
 このため、同協議会では、さまざまな提案や意見を踏まえて、中心市街地のにぎわいを検討していくものとしており、これまでに協議されてきた新図書館基本計画、(仮称)芭蕉翁記念館事業計画などを課題として説明した。
 基本方針案の策定に当たっては、▽地域連携を踏まえた市街地の活性化▽公共施設再配置と機能の配分▽官民連携や積極的な民間活力の活用―などについて方向性や指針を示していくものとした。

提供:建通新聞社