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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/11/20

【山梨】県公共事業委が意見書

 県の公共事業評価委員会(委員長・村上幸利山梨大学教授)は、本年度に審議した24事業について意見を県へ提出した。事前評価事業では、市川三郷富士川線の富士橋の架け替え(富士川町)、国道139号金鳥居北地区の電線類地中化など6事業について、事業実施が妥当とした。意見を踏まえ県では、各事業の事業化を目指していく。

 富士橋(橋長270m)は、現橋の上流部に架け替えを計画。整備内容は、道路改良L600m(富士川町駅前通二丁目〜鰍沢)、W6・0m(10・0m)、橋梁架け換え1橋(L310m)。整備期間は2016年度から24年度まで。総事業費は約40億円。
 国道139号金鳥居北地区では、歩道1・5m(両側)を3・5m(両側)に拡幅し、電線類地中化(両側)を行う。規模は電線類地中化L300m(両側L600m)、道路改良L300m、W6・5m(16・5m)。整備期間は16年度から27年度まで。総事業費は約27億円。
 そのほか意見では、再評価事業について、鎌田川改修(中央市、甲府市)、急傾斜地崩壊対策事業堀之内地区(大月市)など5事業について、計画どおりの進捗などを求めた。
 事業進捗の報告を受けていた富士北麓流域下水道、桂川流域下水道については、計画どおりの進捗を確認したとし、富士北麓では将来的なエネルギー源としての利用検討も要請した。
 その他、実施が妥当とされた事前評価事業は次のとおり。
 ◆畑地帯総合整備事業穴山地区(韮崎市)
 ◆畑地帯総合整備事業みさか桃源の郷地区(笛吹市)
 ◆中山間地域総合整備事業甲斐駒東部地区(北杜市)