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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/11/26

【群馬】中之条土木が(仮称)金沢川橋下部工を公告


県中之条土木事務所は近く、東吾妻町岡崎に建設する(仮称)金沢川橋の下部工を公告する。総合評価落札方式は、超簡易型技術力重視タイプが採用される予定だ。同橋は、上信自動車道の祖母島箱島バイパスで計画される主要橋梁の一つで、金沢川に架設される。今回はA1とA2の工事で、同事務所は8カ月の工事を見込んでいる。橋脚の工事や上部工は、16年度に発注が計画されている。
(仮称)金沢川橋は鋼4径間連続非合成鈑桁橋(多主桁)となり、L194m、W10・5m。径間長は48・5mとなる計画。
今回公告されるA1とA2は2基共に逆T式となり、基礎は場所杭打ち(φ1200o)を6本施工する。杭の長さは異なり、A1がL約32m、A2がL約24mとなる。
同事務所はP1、P2、P3と上部工を16年度に発注する考え。高欄は、壁高欄が採用される予定だ。
橋脚は、3基共に張出式橋脚となる計画で◇P1がH約19mとなり、基礎杭は大口径深礎杭φ9000oのL約26mを1本◇P2がH約28・5mで、基礎杭は大口径深礎杭φ9000oのL約18・5mを1本◇P3がH約28mで、直接基礎工となる。設計は、長大(東京都中央区)が作成している。
祖母島箱島バイパスは07年度に事業を開始。事業箇所は東吾妻町岡崎から箱島で、総延長は約2q、総事業費については、約65億円を試算している。
本事業区間には(仮称)金沢川橋以外にも(仮称)沼尾川橋、(仮称)岡崎IC橋、(仮称)箱島跨道橋、(仮称)鳴沢川橋、(仮称)箱島IC橋、(仮称)岡崎跨道橋といった橋梁の架設が計画されている。本年度中に上部工、下部工の発注を控える橋梁もあり、来年度以降も順次発注されていく。