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建通新聞社(静岡)
2015/11/27

【静岡】浜松市 新清掃工場アドバイザリーをエイトに

 浜松市は、天竜区青谷地内に計画する新清掃工場の設計・施工・運営方針を検討するPFIアドバイザリー業務をエイト日本技術開発(東京都中野区)に委託した。納期は2018年1月31日までの約3カ年。新設する清掃工場や破砕処理センターの整備手法のほか、将来的な建て替えを見越して敷地内に確保する更新用地での余熱の有効活用法についても幅広い提案を求めていく。また、技術面と経済面で優れた整備・運営手法を採用するため、PFIとともに資金調達を公共が担うDBO方式も視野に入れて検討する。
 新清掃工場の建設に当たっては、工事の実施に必要となる環境影響評価の手続きが計画より時間がかかるとし、21年3月に予定していた供用開始時期を24年4月に延期。また、地質調査を通して硬質な地盤であることが判明し、18年度から着手する造成工の実施期間を1年半から3年半に見直している。
 15年度は、アクセス道路として拡幅を見込む熊小松天竜川停車場線・北工区(延長450b)の詳細設計を中部綜合コンサルタント(浜松市中区)、天竜紙板南線(延長約1400b)の拡幅詳細設計を不二総合コンサルタント(浜松市北区)らに委託し進めている。
 新清掃工場の処理能力は焼却施設が日量399d(可燃ごみ)、破砕処理施設が72d(不燃ごみ、粗大ごみなど)。焼却炉などプラントシステムの設置・配置に関する基本計画策定は、日本環境工学設計事務所(東京都千代田区)が担当した。

提供:建通新聞社
(2015/11/27)

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