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建通新聞社(静岡)
2015/11/30

【静岡】静岡市と静岡鉄道 追分・大坪駅設置で実現の是非を含めて協議中

 静岡市は、静岡鉄道の狐ケ崎〜桜橋間に構想している(仮称)追分・大坪駅の設置に向け、2015年8月から静岡鉄道と正式な協議に入っている。
 新駅の設置候補地は、狐ケ崎〜桜橋間の静岡鉄道と日の出町押切線大坪アンダーパス交差箇所の西側、線路に沿った弓型の土地。現況は大坪緑地として市が管理しており、面積は約2100平方b。場所は清水区大坪1丁目。
 市では、公共交通を考える上で新駅設置の必要性を認識、懸案事項となっていたが、静岡鉄道側と双方が正式に協議のテーブルに着いたのは今回が初めて。ただし、事業費や人件費なども含めたランニングコストもかかることから、実現の是非を協議中。駅設置とともに、駅へ接続するバス路線や駐輪場などのアクセス環境なども含めた議題について意見交換しているもよう。
 狐ケ崎〜桜橋間は、静岡鉄道の平均駅間距離800bに対し、1700bと大きく上回っており、地元の陳情も受け、実現へ向けて一歩前進した現状となっている。

提供:建通新聞社
(2015/11/30)

建通新聞社 静岡支社