トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

鹿児島建設新聞
2015/12/02

【鹿児島】建協等「けんせつ小町inかごしま」、学生と技術者が意見交換

 県建設業協会は11月28日、県建設センターで女子学生(訓練生)と女性技術者(技能者)が本音で語り合う「けんせつ小町inかごしま」座談会を開催。建設産業に興味や将来の進路を考えている女子学生に対して、現場の最前線で活躍する女性技術者らが業種や職種の垣根を越えて的確なアドバイスを行った。共催は且ュ児島建設新聞。 
 今回の座談会は、同協会が県から受託した「建設産業担い手確保・育成事業」の一環として初めて実施。学生ら8人、女性技術者ら6人が参加した。 
 冒頭、同協会人材育成対策室の種子島久志室長が「女性目線から見た県内建設業の現状や仕事上の悩み、取り組むべき課題などについて積極的に意見を交換してほしい」と挨拶。 
 座談会は、事前に集約した質問を中心に行われ、学生から「女性が現場で働く大変さは」「建設業の魅力や良かった点は」「仕事を辞めたいと思ったことは」など質問。技術者は「トイレには苦労した(している)」など悩みを打ち明けるも、「今では男性と対等に評価され、やりがいを持って仕事している」と述べた。 
 また、技術者からも「建設業を志す動機は」などと逆質問するなど、終始和やかな雰囲気で意見を交わした。 
 参加した学生は「少しでも不安を取り除きたかった。生の声を聞くことができて良かった」と安堵の表情を浮かべていた。 
 座談会後は懇談会も開催。食事を囲みながら座談会では話せなかったことなど女子会トークに花が咲き、盛り上がりをみせた。