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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/12/02

【山梨】富士川町図書館検討委が構想提出

 富士川町立図書館基本構想検討委員会はこのほど、町立図書館の整備に向けた基本構想をまとめ、志村学町長へ提出した。町では今後、これを基に内部で基本構想の策定に取り掛かる。
 提出された構想によると、「ぶらり来て いつでも誰でも 来ぶらりー〜足を運びたくなる図書館づくり〜」をコンセプトに、町独自の特長を持つ図書館になるよう委員会としての意見をまとめている。
 施設計画は合同庁舎との合築とし、場所については、国道に接しバイパスからのアクセスが良く、町都市計画マスタープランの土地利用において行政文化拠点に位置付けられている場所などが望ましいとした。
 施設面積は、日本図書館協会の「公立図書館の任務と目標」で提案されている数値基準に基づき1500u程度。施設内には、一般開架、児童開架、閉架書庫スペースのほか、集会・研修、地域資料スペースなどの確保に努める。
 施設の特長としては、文化の違いや年代を問わず、すべての人が利用しやすい、調べ学習ができるよう資料を充実させるとともに、省エネルギーを基本にした環境づくりなどに努めることなどを盛り込んでいる。
 町総務課は、町立図書館を合同庁舎との合築で整備できるよう国に働きかけており、整備場所については「決まってはいないが、旧鰍沢病院跡地が望ましいと考えている。今後、国と協議していく」と話す。