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大分建設新聞社
2015/12/05

【大分】耐震補強工事順調に、大分土木事務所弁天大橋など5橋 

 大分土木事務所は、大在大分港線の弁天大橋上下線(8橋脚)、家島橋上り線(10橋脚)、大在大橋上り線(6橋脚)、三海橋(5橋脚)と、大分臼杵線の滝尾橋(8橋脚)で、橋梁の耐震補強工事を進めている。
 計画では、30〜31年度ごろまでをめどに、5橋の陸上部分(河川敷)の上部工と下部工、川の中部分の上部工と下部工とを分けて発注し、支承補強や取り替え、落橋防止装置取り付け、橋脚巻き立てなどの耐震補強、ひび割れ補修などをする。
 家島橋(L=460b)上り線の現場では、ピーエム工業鰍ェ、川中にあるP4〜P7橋脚で、支承補修工を8基×4橋脚分の合計32基、落橋防止工として1600`の重さの落橋防止装置を1橋脚4組×4橋脚分の合計16組を設置、橋脚のひび割れ補修工と断面修復工などをしている。
 渡邉亮ピーエム工業現場所長は「従来の桁と違い、規模がとても大きい。技術的にも大変だが、家島橋は、津波発生時に、地域住民の避難場所にもなる重要な橋なので、しっかりと施工したい。また、画像処理によるひび割れ補修の効率化など、新しい技術にもチャレンジしている」と話していた。同社は、家島橋以外に、弁天大橋、滝尾橋でも同様の工事をしている。

提供:大分建設新聞社