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建通新聞社(中部)
2015/12/04

【愛知】安城市 市役所立体駐車場建設に3カ年継続費7億円を設定

 安城市は、市役所前の市有地に立体駐車場の建設を計画しており、12月補正予算案に2015年度から3カ年の継続費として総事業費7億円を設定した。予算成立を待って1月にも施工業者選定に入る。
 今回の措置は、市役所周辺の駐車場不足への対応が急務として、前倒して発注するもの。市では予算成立を受け、議会終了後に入札審査委員会を予定、発注に向けた準備を進める考え。
 設計や施工の発注方法については、プロポーザル方式を視野に入れながら検討。合わせて駐車場の規模など最終的な計画案を詰め、準備を進める方針だ。
 建設予定地は、市役所前の県道安城碧南線を挟み、東側の市有地約1600平方b。市役所や近隣の市民会館など、慢性的な駐車場不足の解消を図り、利用者の利便性を向上させる狙い。
 現在、「立体駐車場設計発注プロポーザル実施支援業務」を国際開発コンサルタンツ名古屋支店(名古屋市中区)が、16年2月29日までの工期で担当している。
 同事業の継続費年割額は、16年度6億3000万円、17年度7000万円で、合計7億円を見込む。

提供:建通新聞社