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日刊建設工業新聞
2015/12/07

【鳥取】県営繕課 鳥取西高の耐震整備

 県総務部営繕課は、2015年度から本格的に耐震改修工事に入った県立鳥取西高校整備事業(鳥取市東町)のうち、15年度に計画している体育館や第1校舎を耐震改修する6工区建築工事の発注予定時期を変更し、16年1月に発注手続き(入札公告)を行う予定だ。
 現在、16年2月中旬にも第1校舎の耐震改修工事に入る方向で工程調整を進めるとともに設計精査を進めており、年内には起工設計をまとめる。メーン工事となる第1校舎は鉄筋コンクリート造4階建て延べ面積1842・34平方bの耐震改修と老朽改修。耐震補強は、鉄骨ブレース6構面のほか、開口部の一部に耐力壁を新設する。また、リニューアル工事として内外部などを改修する。また、鉄骨・鉄筋コンクリート造平屋建ての体育館は、木造平屋建て76平方bの既存の器具庫を取り壊し、128・4平方bの器具庫とトレーニングルームを増築するほか、耐震補強は、天井のブレースの一部を取り替える。概算工事費は約4億2000万円を見込んでいる。
 また、体育館に隣接し、体育館と同様に16年4月からの着工となる木造平屋建て延べ面積402平方bの芸術棟の新築と木造平屋建て延べ面積289平方bの渡り廊下を新築する7工区建築工事についても16年3月の発注に変更した。概算工事費は約1億2000万円を見込んでいる。発注業務は、東部生活環境事務所が担当する。