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建通新聞社(中部)
2015/12/08

【愛知】安城市 みのわ保育園移転新築に着手 債務負担行為で限度額7.8億

 安城市は、「みのわ保育園」の移転新築計画を2015年度〜16年度の債務負担行為とする方針で、12月補正予算案に限度額7億8000万円を設定した。予算成立など順調にいけば建築工事のほか、電気工事と管工事を分離して16年1月にも発注する見通し。建築工事は3月議会の承認案件となる。17年4月の開園を目指す。
 新保育園の移転先は、蓑輪町神戸169ノ3。敷地面積は4685平方bで現在、造成工事を進めている。
 計画規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ約2300平方b。保育室、乳児室、遊戯室のほか、事務室、更衣室、幼児トイレ、乳児トイレ、職員・来客用トイレなどを配置する。施設内には、エレベーター1基を設置する。園庭や遊具などは、16年度事業として整備する。
 また、既存園舎は17年度に解体する予定。規模は東園舎が鉄筋コンクリート造平屋約110平方b、北園舎が鉄筋コンクリート造平屋約440平方b、遊戯室が鉄筋コンクリート造平屋約140平方b。所在地は箕輪町屋下35。
 同保育園では今後、園児数の増加が見込まれるため、施設の老朽化対策と拡充で、保育環境や利便性の向上を図る。
 設計は市川三千男建築設計事務所(名古屋市中区)が担当した。

提供:建通新聞社