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建通新聞社
2015/12/09

【大阪】オリックスが舞洲に球団拠点 16年春着工

大阪市が公募した舞洲野球場と舞洲野球場北西用地の事業予定者に、プロ野球のオリックス・バファローズの1軍本拠地球場、京セラドーム大阪などを運営する大阪シティドーム(大阪市西区千代崎3丁目中2ノ1)が決まった。同野球場と北西用地に新たに建設するサブ球場などを一体的に活用し、オリックスの球団施設を現在の神戸から移転、新たな活動拠点にする計画だ。2016年春ごろまでに着工し、17年シーズンからの供用開始を目指して工事を進める。総工費は約30億円を投入する。設計者、施工者は未定としている。
 土地10万4448・74平方bを16年4月1日から50年間貸し付ける一般競争入札が12月7日に行われ、同社が落札した。賃貸借料は月額599万円。併せて舞洲野球場の建物などを6400万円(随意契約)で取得する。物件所在地は大阪市此花区北港緑地2ノ1ノ19(舞洲野球場)と同2ノ1ノ24、25(北西用地)。
 敷地面積4万9184平方bの北西用地に計画している新施設のうち、サブ球場は両翼100b、センター122bの硬式球場で、舞洲野球場とともにオリックスの2軍の本拠地球場となる。内野には黒土を入れ、外野に天然芝を張る。バックネット裏から内野にかけての観客席は約500人を収容する。ナイター照明設備は設置しない。
 室内練習場は61×61bの規模。ブルペン6レーンなどを設ける。
 選手寮・クラブハウスは4階建てとし、寮42室のほか、トレーニングルーム(350平方b)、トレーニングプール、コンディショニングルーム、80人分のロッカールーム、多目的ホールなどを配置する。
 一般用駐車場は385台分を確保する。

提供:建通新聞社