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北陸工業新聞社
2015/12/09

【富山】高校生が建設業の魅力学ぶ/総曲輪西再開発現場など見学/県建設業協会

 富山県建設業協会は8日、富山工業高校の生徒を対象とした建設現場見学会を開いた。
 普段入る機会が少ない現場を見てもらうことで、社会資本整備の必要性や建設業の魅力を学んでもらい、若手の人材確保につなげる目的で実施している。
 この日は、建築工学科2年生の40人と教諭4人が参加した。まず、富山市総曲輪3丁目の「総曲輪西地区第一種市街地再開発事業」(設計・監理=久米設計・押田建築設計事務所JV、施工=前田建設工業北陸支店)の工事現場を見学。
 最初に、久米設計設計本部建築設計部の魚本大地主査が事業概要を説明し、設計コンセプトは、富山市が進めるコンパクトシティに合致した「「点から面へ」にぎわいを拡げるしかけ」と解説。前田建設工業総曲輪西地区作業所の濱田勝博副所長は、建物概要のほか、施工状況を写真を交え紹介し、資材運搬では120トンのクローラークレーンを用いているなど、大規模現場ならではの特徴を話した。
 その後、5棟のうちのシネマ棟の内部、駐車場棟の上部躯体の施工状況を見学。生徒は「仕事で大変なことは?」、「建設業を選んだ理由は?」、「工程が遅れた場合の対処法は?」など積極的に質問し、興味深くメモを取っていた。
 また、現場の若手から、前田建設工業北陸支店建築係の田中貴幸氏(28)が現在の仕事内容を説明し、高校生に「何もない所から建物を造るのは非常に大変だが、完成した時の嬉しさはひとしお。自分の考えた計画通りに工事が進むと、自分も成長していることが実感できる」とやりがいをアドバイスした。
 最後に生徒を代表し、松本大志さんが「普段見れない現場を見学でき、とても貴重な体験ができた」と感謝の言葉を述べた。一行はその後、「富山県立中央病院新棟(仮称)新築工事」、「富山市公設地方卸売市場新冷蔵庫棟改築主体工事」の現場も見て回った。

hokuriku