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北陸工業新聞社
2015/12/14

【富山】2月に交渉権者決定へ/旧豊田小の公民館、住宅地整備/富山市

 富山市は、旧豊田小学校跡地で計画するセーフ&環境スマートモデル街区整備事業の事業者募集で、参加表明書の提出を締め切り、21日から25日まで提案書を受け付ける。16年2月に優先交渉権者を決定し、3月に基本協定を締結する。
 公共交通沿線居住推進地区にある豊田本町1丁目地内の敷地8487・72平方メートルに、公民館・地区センター・図書館分館(延べ床面積1000平方メートル以下)の公共施設と、環境・創エネ・省エネに配慮した住宅街区を一体的に整備する。再生可能エネルギーの導入に向け、太陽光発電設備やリチウムイオン蓄電池、停電対応マイクロコージェネレーションシステムなどを設置する。
 16年4月から設計に入り、6月に土地売買契約を結ぶ。公共施設は17年1月に着工し、18年4月に供用を開始。内部に事務室や和室、調理実習室、会議室、閲覧室などを設ける。整備費は5億8000万円以下。市が買い受け、運営を行う。住宅街区は16年12月から順次工事を進め、17年4月に分譲を開始する。

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