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建通新聞社(静岡)
2015/12/16

【静岡】静岡市 東静岡地区市有地、「アート&スポーツ/ヒロバ」として整備

 静岡市は、東静岡地区の市有地を当面、「アート&スポーツ/ヒロバ」として整備する方向を定め、11月補正予算案に測量・実施設計費を計上、2016年1月に一般競争で発注する。工事費は1・5億円〜2億円を見込み、16年度当初に発注、秋ごろのオープンを目指す。
 敷地面積2・4fで、ファミリーゾーン、アートプラクティス・ゾーン、アクティビティ・ゾーンの3つに分けて整備する。
 ファミリーゾーンは天然芝貼りとし、幅広い年代の人間が自由に過ごせる広場を創出する。アートプラクティス・ゾーンはクレイ舗装とし、エアプレーンやラジコンなどのプラモデルホビーや大道芸のイベントができる広場を提供する。
 また、アクティビティ・ゾーンはアスファルト舗装とし、ローラー・スポーツなどを楽しめる広場を作る。さまざまなセクションを設ける他、雨天時も考慮しテントハウスも設営する計画。東京オリンピックの追加種目候補でもあるローラー・スポーツについて、本格的な協議ができるような施設整備を目指す可能性も検討している。
 工事は、排水設備や電気設備、芝舗装、アスファルト舗装、常設テント、トイレ(追加)、セクションなどの整備が見込まれる。
 同広場整備は、かねてよりの懸案事項となっており、市では2段階に分けての整備方針を打ち出している。第1段階で暫定的に文化、芸術、スポーツ、イベントが行える空間づくりを目指し、東京オリンピックが行われる2020年をめどに、第2段階の整備方針を決定することにしている。第2段階では、アリーナやサッカースタジアムという案が示されている。


提供:建通新聞社
(2015/12/16)

建通新聞社 静岡支社