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北陸工業新聞社
2015/12/16

【新潟】本体管路、分流堰など65億/柿川(長岡)床上浸水対策緊急事業/県土木部/17年度に完了へ

 新潟県土木部河川整備課は、1級河川信濃川水系柿川(長岡市)の床上浸水対策特別緊急事業で、17年度の完了を目指し15年度以降に本体管路700メートル、分流堰1基などを推進する予定だ。残事業費は64億8000万円を見込んでいる。
 長岡市東部の東山丘陵に発し、西蔵王地先で信濃川に合流する流域面積13・3平方キロメートル、流路延長11・2キロ。柿川流域は02年度から11年度の過去10カ年で延べ4回の床上浸水被害(床上・床下浸水計1020戸)が発生。放水路整備や河床掘削により洪水を安全に流下させ、浸水被害を解消させることを目的に、12年度から床上浸水対策特別緊急事業に着手した。
 全体計画では、延長1410メートルおよび本体管路1350メートル、分流堰1基、排水機場1基(P=5・5立方メートル/秒)、補償工事一式(地下埋設物、交差点仮設工)、用地補償(用地買収2670平方メートル、家屋補償5戸)を整備する。このうち、残事業は本体管路や分流堰のほか、排水機場1基、補償工事。放水路はQ=12立方メートル(B=3・75メートル×H=1・8メートル×2連)、Q=9立方メートル(B=3・05メートル×H=1・8メートル×2連)。事業個所は長岡市幸町3丁目から金房3丁目地内。
 当初は16年度の完了を予定していたが、市街地中心部に位置することから用地買収および物件補償の承諾に時間を要していたが15年現在、用地補償はすべて完了。県では、工区ごとに現場条件に応じた函体設置工法を比較検討しコスト縮減に努めているという。総事業費127億8000万円に対する進ちょく率は49・3%。
hokuriku