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建通新聞社(神奈川)
2015/12/17

【神奈川】川崎市 防犯灯LED化へESCO提案を募集

 川崎市は12月14日、防犯灯を一斉にLED化するため、民間事業者から提案を受け付ける「川崎市防犯灯LED化ESCO事業」の募集要領を告示した。12月18日まで募集要領を配布し、2016年1月5日から8日まで参加表明書を受け付ける。2月22日に優先交渉権者を決定し、4月上旬にESCO契約を締結する。
 応募対象者は、ESCO事業を行う能力がある単独企業またはグループ(複数の企業体)。
 契約方式はシェアード・セイビングス契約(民間資金活用型)で、ESCOサービスの期間は17年4月1日から27年3月31日までの10年間。事業費限度額は23億1270万円(税込)。
 ESCO提案を基に契約し、契約事業者は▽ESCO設備の計画・施工・施工管理▽対象防犯灯設備の撤去・リサイクル・廃棄処分▽ESCO設備の維持管理・保証(無償修繕など)―などを行う。
 調査・工事期間は16年4月上旬から17年3月下旬まで。応募者は、防犯灯工事などで可能な限り市内工事業者を優先的に活用することが求められる。
 川崎市内で町内会・自治会などが維持管理する防犯灯は14年度末現在、約7万6000灯で、このうちLED防犯灯は約17%にとどまっている。そこで、町内会・自治会などが維持管理する防犯灯を市に移管し、民間企業のノウハウ、資金、技術力を活用し、既存防犯灯を一斉にLED化する。既設のLED灯もESCO事業の対象。
 提供:建通新聞社