トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2015/12/17

【愛知】小牧市新図書館建設 設置・管理条例改正へ

 小牧市は、新図書館建設計画について16日、市議会文教建設委員会で「新図書館建設に関する基本的な考え方」を説明した。同計画は名鉄小牧駅前(A街区)の活性化と現図書館の老朽化を同時に解決するために策定された。だが、住民投票の結果を受け、2014年6月議会で賛成多数によって可決された「小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」のうち、建設場所と指定管理者制度について、改正した箇所を改正前に戻す。改正条例案は21日の本会議最終日に上程・質疑・討論される予定。
 そのほか「考え方」では、A街区活用と新図書館建設について市民の意向を確認する予定で、確認方法の方針を市議会と調整する。市民アンケート調査を実施し、出てきた論点について討論会を開催することになると見られる。調査結果は公表し、検討に生かす。
 同計画は、10月4日に行った「現在の新図書館建設計画に関する住民投票」で反対が多数となったため、計画を中断し市議会と市民の声を聞くこととなった。10月30日にはアドバイザリー業務と基本設計業務の契約を解消している。
 11月10日に行われた同委員会で、「現在の新図書館建設計画に関する検証の基本的な考え方について」案を策定。その中で、検証は具体的な方法などを定めた検証計画案を同市が策定し、11月下旬に検証計画として決定する予定だった。しかし、市議会との調整が付かないため、検証計画が策定できず、検証費の12月補正予算上程も見送られていた。
 9月15日まで行っていた新図書館建設基本設計案へのパブリックコメントに対する市の考えは、基本設計の中断でこれまで示していなかった。同市はパブリックコメントを検証計画決定後に公表するとしていたが、検証計画が策定できないことから、11月27日に公表された。寄せられた意見は200人分あった。
 新図書館は基本設計案では、鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ約7940平方b。実施設計を2015〜16年度、建設工事を16〜17年度、供用開始は17年度末〜18年度を予定していた。概算工事費は42億円。
 計画上の建設予定地は中央1ノ234ほか。

提供:建通新聞社