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建通新聞社四国
2015/12/18

【香川】香川県専門工事業担い手確保・育成推進協発足

 建設産業専門団体四国地区連合会(四国建専連、武田美治会長)に加盟する専門工事業団体等が現場で直接施工に携わる建設技能者の確保・育成を効果的に進めるため、「香川県専門工事業担い手確保・育成推進協議会」(通称・Skillup協議会)が発足。15日に高松サンポート合同庁舎で初会合が開き、今後の具体的な取り組みについて協議した(写真)。協議会では、建設業振興基金の指導の下に、県内の行政機関、教育機関と関係団体の協力を得つつ技能労働者の確保・育成に努めるとともに、入職後も夢や希望を持って仕事ができるよう、その環境整備に向けた活動を行う。
 協議会は四国建専連(鉄筋工事)、同(内装工事)、同(とび・土工工事)、同(型枠工事)、同(左官工事)と香川県社会保険労務士会のほか、職人となるための学校の「匠の学舎アカデミー」(白川勝代表、琴平町)、「職人育成塾」(岡村真史代表、高松市)で構成。アドバイザーとして、国土交通省四国地方整備局建政部、香川県土木部土木監理課、ポリテクセンター香川、建設業振興基金が加わる。
 協議会の設立について、武田会長は「全国の建設専門工事業者の現場を担う若手技能者不足の危機的な状況を打開するため、今回の協議会設立にこぎつけた」とあいさつ。設立趣意書でも早急な人材確保のために各分野での有機的な協力体制がますます必要で、協議会を通じて技能労働者確保・育成と夢や希望を持って仕事ができる環境整備に取り組むとしている。
 協議会では、今後、香川県内の専門工事業者のうち新卒を定期的に募集している企業へのアンケート調査と成果を上げている成功事例を探る一方、アンケート調査からのニーズを踏まえて県内で2016年に開講予定の「匠の学舎アカデミー」や「職人育成塾」に対する協力方法などについて検討する。
 また、建設現場で活躍する各職種の紹介と魅力を若者に伝える取り組みや、専門工事業者として型枠、鉄筋のモデル現場作業の講座を開設するほか、主に小中学校をターゲットにした施工体験やインフラ教育など、建設業の魅力を伝える取り組みも検討する。
 さらに、元請け団体への要請活動や専門工事業者が取り組む技能労働者の処遇改善策を検討する一方で、協議会主催の「フレッシュマン合宿」、「職長講習会」などの開催により、技能労働者が夢と希望を描ける社会の実現を目指す。

提供:建通新聞社