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北陸工業新聞社
2015/12/21

【富山】基金を年度内にも新設/砺波市市庁舎の整備で/次期総合計画で位置付け

 砺波市は、市庁舎(栄町)の耐震化で、今年度内にも新築や大規模改修を目的とした整備基金を新設する。
 耐震化に向けては、17年度からの次期総合計画に整備の方向性を位置付ける。実際の整備については、次期総合計画が完了する26年度以降となるもよう。
 市では、合併特例債の期限と絡んで新図書館の建設など大型事業が重なることから、庁舎整備は先送りになるとし、多額の財源が必要であり、時間をかけて積み立てに取り組む考えを示す。
 市庁舎は本館と4棟の別館で構成。一部を除いて耐震基準を満たしていない。本館は64年の建設で、施設規模がRC造3階建て、延べ床面積3848平方メートル。別館は1号別館が73年建設で、RC造2階建て、延べ床面積640平方メートル、2号別館が76年建設でRC造2階建て、延べ床面積619平方メートル、東別館が91年建設でS造2階建て、延べ床面積1336平方メートル、電算棟が94年建設でS造3階建て、延べ床面積924平方メートルの規模となっている。

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