トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社
2015/12/21

【東北・岩手】中心市街地の大型商業用地 借地事業者の募集開始

 岩手県陸前高田市は、嵩上げした中心市街地の大型商業施設等用地について、18日付で借地事業者の募集を開始した。市ではコンパクトな市街地の核となる大型商業施設の整備と中心商店街の形成を目指すとしている。
 対象地は同市高田地区の復興土地区画整理事業地の1万7411平方bで、盛土によりTP10bに嵩上げした。用途は商業地域、建ぺい率80l、容積率は400lとなっている。市は事業用定期借地契約を締結し、20年間賃貸する。事業者は施設の設計および建設を行い、市が公共施設用(図書館)として一部を買い取る。
 応募書類は2016年1月25日から2月8日まで受け付け、資格審査の後、2月下旬にかけて提案内容を審査し、最優秀提案者を選定する。3月中旬まで調整・協議を行った後、同下旬に事業者を正式決定し、基本協定を締結する方針だ。審査は市が設置する「陸前高田市高田地区中心市街地借地事業者選定委員会」で事業提案を総合的に評価する。
 応募資格は、事業者として土地賃借、建物の所有・賃貸を行う者で、提案施設の設計・建設および事業期間中に継続した運営が可能な十分な資金力と経営能力、企画力を有すること。かつ計画の実現について過去の経歴および実績ならびに社会的信用を有する法人または複数の法人で構成されるグループであることなど。応募書類には、資格審査書類や施設計画書、事業計画書の提出を求めるほか、図書館用として公共施設計画書の添付を義務付ける。
 図書館はかつて同市高田町字砂畑に所在したが、大震災で被災し、現在は市内竹駒町の仮施設で運営している。市では、震災前と同等の891平方b程度を確保したい考え。審査項目ごとの配点では商業施設に70点、図書館に30点を配している。
 市は事業者に対し、基本協定締結後、速やかに着工し、17年3月を目標に施設供用を求める。

 提供:建設新聞社