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北陸工業新聞社
2015/12/24

【富山】魚津市/3月までに基本計画策定/統合木造校舎検討委が初会合

 魚津市の(仮称)住吉・上中島・松倉統合小学校木造校舎建設基本計画検討委員会の初会合が22日、市役所第一分庁舎で開かれた。来年3月までに3回の会合を開き、校舎の配置計画や木材の調達方法などを検討。策定した基本計画を、同月に文部科学省に提出する。
 初会合では、はじめに畠山敏一教育委員長が「みなさんの意見を積極的に取り入れ、全国のモデルとなるような校舎をつくっていきたい」とあいさつ。委員長には後藤正美金沢工業大学環境・建築学部建築学科教授が就いた。プロポーザルで特定された東畑建築事務所・鈴木一級建築士事務所JVによる提案概要の説明に続き、3つの班に分かれてグループワークを行いそれぞれ発表した。
 今事業は、文部科学省の「木の学校づくり先導事業」に選定されたことから、地域の特色を生かした校舎の建設を目指すとともに、今後、木造校舎の建築を行う地方自治体のモデルとなるよう、木の魅力を最大限に活かした木造校舎を新築する。施設概要はW造3階建てで、延べ床面積は4400平方メートル未満。概算工事費は約16億2000万円。16年度に基本・実施設計を行い、17・18年度で施工する。
hokuriku