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建通新聞社四国
2016/01/12

【徳島】橋梁形式3案示す 勝浦川渡河橋津田橋 徳島河川

四国横断自動車道徳島東インターチェンジ(IC、仮称)〜小松島IC(仮称)間7・7`の早期整備を目指す国土交通省徳島河川国道事務所は6日、勝浦川渡河橋「津田大橋」(仮称)の整備に関する環境保全検討委員会(委員長・中野晋徳島大学大学院教授)の第2回会合で橋梁形式を3案(案@〜B)提示した。次回、2月に開催する第3回委員会で、環境保全対策やモニタリング計画なども含め正式決定する。
 対象となる津田大橋は、津田高架橋(津田地区)と大神子第1トンネル(大原地区)間の勝浦川に架かる橋梁で、橋長544・5b。現在、予備設計(八千代エンジニヤリング担当)が完了した状況で、河川内には橋脚5基が見込まれている。委員会では、橋梁の設置に伴う生物(鳥類、魚類・底生生物、植物など)の生息・生育環境への影響を評価。これを基に事務所は適性な橋梁の構造などを決定することにしている。形式案について具体的な議論は次回委員会で進められる見通し。
 3案について徳島河川国道事務所は、6径間(最大スパン長97b)で桁高(桁部分の厚さ)3・2bとする案@と、5径間(最大スパン132b)で桁高3・6bとする案A、4径間(最大スパン長160b)で桁高3・1〜5・8b(変断面)とする案Bを提示。地形の改変割合や動植物への影響、景観について、大きな差は認められないとしつつも、施工性で案Aが工期約45カ月と、案@の約51カ月、案Bの約53カ月より短く、河川や周辺環境への影響が最も少なく優位と考えられるとした。また、経済性で案Bが案@と案Aより1割程度事業費が増加するとしている。
 今後のスケジュールでは、2月23日に第3回会合を開き、環境への影響評価と橋梁構造、環境保全対策、モニタリング調査計画を決定する計画。また、同年8月ごろに第4回会合を開き、橋梁デザイン方針を決定することにしている。
 徳島東IC〜小松島IC間7・7`は、1994年度の都市計画決定、96年度の整備計画決定を受けて事業着手。その後2005年度に新直轄方式の指定を受け、先行して同方式の指定を受けた小松島IC〜阿南IC(仮称)間10`とともに新直轄区間として整備が進められている。有料区間の徳島JCT〜徳島東IC間は、19年度の開通を目指しており、また、徳島東IC〜小松島IC間でもこれに遅れることがないよう供用が求められていることから、整備が急がれている。
 同事務所は、橋梁構造を年度末までに固め、17年度以降の早い時期の着工を目指し、16年度から詳細設計を進める考え。

提供:建通新聞社