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鹿児島建設新聞
2016/01/15

【鹿児島】国道10号北バイパス、再評価審議

  国土交通省九州地方整備局は18日午後2時から、2015年度第4回事業評価監視委員会を福岡市の福岡第二合同庁舎で開催する。本県関係では、一般国道10号の鹿児島北バイパスと白浜拡幅の2件が再評価の審議対象となる。 
 鹿児島北バイパスは、14年度第6回(15年1月16日開催)で対応方針(原案)どおり、「事業継続」で了承されている。その後、都市計画変更を行いルート決定。審議の対象となる3年を満たない期間で再評価の対象となった。 
 都市計画変更を行った区間は、鹿児島市吉野町から同市小川町までの約5910mのうち延長約4680m。幅員は16m〜25。構造物は、トンネル(約2770m)のほかに橋梁が起点側と終点側(稲荷川河口付近)で考えられる。 
 また、白浜拡幅で現在、クランク状になっている大崎地区は15年度末に4車線化。次のステップとなる白浜地区の4車線化が待たれる。 
 今後、工事着手までに見込まれる手続きは、県に対し公有水面埋立申請など。主な構造物は、同拡幅と姶良バイパスの間に脇元高架橋(180m)がある。