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　林業関係団体７団体で構成する富山県林政連盟（高平公嗣会長）の役員らは１４日、県庁に石井隆一知事を訪ね、１６年度林業関係予算の確保などを要望した。
　連盟からは県山林協会の高平会長、澤崎義敬副会長、県森林組合連合会の桃野忠義代表理事会長、県木材組合連合会の西村亮彦会長、県建設業協会の志鷹新樹林務委員長らが出席。高平会長は「循環型林業へ転換してもらいたい。山が元気になる源は、木を切り、新しく植えること。次世代林業基盤づくり交付金の確保について、国への働きかけをお願いしたい」とあいさつし、各団体から水と緑の森づくり税の継続、県産材の利用拡大、森林土木工事量の増大、公共施設等の木造化・内装木質化などに向けた予算措置を求めた。
　これに対し、石井知事は「交付金など予算確保へ努力し、しっかり対応していく。治山、林道整備の早期発注にも努める」と答えた。