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建通新聞社(岡山)
2016/01/29

【岡山】錦町7番地区再開発 16年度に市の都市計画決定へ

 旧両備バス本社などがある錦町7番地区の再開発準備組合(松田敏之理事長)は、総事業費約200億円(うち国費予定額27・6億円、市費24・1億円)をかけ、ホテルを核とした複合ビルの建設を計画している。岡山市が20日に発表した2016年度当初予算要求に事業計画策定への助成費用を盛り込んだ。市の要求額は1億4420万円。
 岡山市は、16年度中にも都市計画決定を行い、準備組合は17年度中に本組合を設立する予定。
 計画区域は、JR岡山駅南東に位置する県庁通りの旧両備バス本社などがある敷地約0・76f。計画では、地上25階前後の総延べ約4万9200平方b(容積対象約3万8800平方b)の商業、ホテル、住宅(203戸)、駐車場などを兼ね備えた複合ビルを整備する。
 同地区は、青空駐車場や小規模低層ビルが点在するなど土地利用が細分化されている。そのため、街中居住の推進やビジネス・観光客が利用するハイグレードなホテル、にぎわいを醸成する商業施設を整備することで、地区内の土地の合理的かつ健全な高度利用都市機能の更新を図る。

(提供:建通新聞社)