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北陸工業新聞社
2016/01/29

【石川】改修627平方メートル、新築1457平方メートル規模に/内灘町福祉センター改築整備/町議会で報告/防災拠点施設も

 内灘町議会全員協議会が28日に開催、町側は宮坂地内で計画される「福祉センター改築整備事業」の概要を示した。
 計画によると、老朽化が進む町福祉センターの一部解体および改修を行うとともに、併設する温浴施設「ほのぼの湯」の解体および新築工事を行う。計画規模は既設棟(2階部分)の改修S造2階建て延べ627・79平方メートル、新築棟S造2階建て延べ1457・11平方メートルで、2棟合わせた延べ床面積は2084・90平方メートル。新築棟は既設棟に併設して整備され、1階部分が災害時の防災拠点施設(新築・既設棟)に、2階部分が浴室等(新築棟)と大広間(既設棟)とする。基本設計(温浴施設等整備基本設計業務委託)は双星設計(北陸事務所・金沢市広岡)が担当。
 町では、既設棟の改修・解体および新築棟建設に伴う実施設計を近く委託。7月末までに2期に分けて解体を行う。1期は幹8号宮坂西荒屋線沿いの福祉センター本館棟部分、2期は大広間棟部分を予定し、跡地は1期部分が駐車場(88台程度)、2期部分を新築棟の建設用地に充てる。
 新築棟の建設工事費は16年度当初予算に計上される見通しで、7月末にも着工、17年1月末の完成を予定。新築棟完成後、これまで利用していた既設温浴施設解体および外構等を行い、同年春のオープンを目指す。

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