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北陸工業新聞社
2016/01/30

【富山】県立大学/年度内に設計プロポへ/本部棟北側で新校舎建設

 富山県立大学は、本部棟北側で新合同棟と新研究棟を合築した校舎整備を計画し、年度内に基本設計に係る公募型プロポーザルを公示する。
 当初は、環境工学科棟の耐震化に伴う新合同棟と、新研究棟(2棟)の建設を予定していたが、定員拡充や新学科設置を受け、整備計画を見直し合築することになった。本部棟や図書館の北側にあるガラス室などの既存施設を解体し、9〜10階建ての新校舎を整備するほか、隣接して老朽化が進む学生会館を移転新築する。16年度に基本・実施設計を取りまとめ、17年度に着工する。19年度末の完成を目指す。
 施設整備基本計画は、パシフィックコンサルタンツが担当。
 射水市黒河の県立大は、90年4月に開学。工学部5学科・大学院工学研究科5専攻体制。15年4月から公立大学法人へ移行した。建物面積は約5万3000平方メートル、校地面積約21ヘクタール。4月に機械システム工学科と知能デザイン工学科の定員を増員し、情報システム、環境の両学科についても17年度の定員拡充を検討。17年4月には医薬品工学科が設置される。

hokuriku