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建通新聞社(中部)
2016/02/15

【三重】サンバレーを現在地で建て替え イオン津南ショッピングセンター

 イオンの子会社の津南郊ショッピングセンター(津市高茶屋小森町145)が施設運営する「イオン津南ショッピングセンター サンバレー」が、2月末に閉店し、現在地に新店舗を建設する計画だ。同社と、イオングループのイオンリテール(千葉市美浜区中瀬1ノ5ノ1)が連名で2015年12月に閉店を告知していた。新店舗の規模、開店時期などは明らかにしていない。
 既設店舗は鉄骨造2階建て延べ約4万4900平方b。屋上を駐車場として使用している。店舗面積は3万3314平方b。店舗数は約70店舗。敷地面積は6万8200平方b。駐車台数は約2000台(立体・平面)。
 津南郊ショッピングセンターでは、新店舗建設の背景として、本館が建築後37年経過し老朽化が進んだこと、消費者ニーズに応えるためのスクラップアンドビルドの必要性を挙げた。今後の計画は明らかにされていないが、現在の敷地が自社所有と借地分があり、新店舗建設に当たって、新たな敷地の拡張を視野に入れており、既設店に比べて店舗面積を拡大するとともに、より効率的な店舗展開と集客の増大を目指すとしている。
 所在地は津市高茶屋小森町145。国道23号と国道165号が交差する雲出本郷町交差点から北側の国道23号と市道塔世橋南郊線に挟まれた区画。
 同店舗は、津南郊ショッピングセンターが1978年9月に複合商業施設「サンバレー」として開業した。イオンが00年に入店し、その後に02年に新館を建設し店舗面積を増床し現在に至っている。
 今後、大規模小売店舗立地法に基づく店舗廃止届出の手続きが行われることになる。

提供:建通新聞社