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鹿児島建設新聞
2016/02/04

【鹿児島】2015年本県の労災、建設業17人増の272人

  鹿児島労働局は、2015年(1月〜12月)における労働災害発生状況(速報値)をまとめた。建設業の死傷者数は17人増加して272人で50歳以上59歳以下の年齢層が1番被災している。 
 事故の型別を多い順に見ると、墜落・転落108人、はさまれ・巻き込まれ36人、飛来・落下21人、切れ・こすれ21人、転倒18人、激突15人と続いた。 
 年齢別では、50歳以上59歳以下が82人ともっとも多く、続いて、60歳以上77人、40歳以上49歳未満40人、30歳以上39歳未満36人、20歳以上29歳未満32人、19歳以下5人。 
 業種別では、土木が10人増の100人、建築は3人増の148人、その他も4人増の24人。 
 また、死亡者数は、1人減の5人(土木3人、建築1人、その他1人)。全体では5人減少して16人。死傷者数は14人増加し1581人だった。