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建通新聞社
2016/02/05

【大阪】近畿地整 4〜11月工事成績大成が最高点

国土交通省近畿地方整備局が2015年4〜11月期に完成技術検査を実施した本官契約工事(営繕除く)は全90件あった。全件にみる工事成績評定点の平均点は80・2点。請負業者は全54者。工事の難易度別ではレベルUが30件(平均80・5点)、同Vが25件(同80・2点)、同Wが33件(同80点)、同Xが2件(同77点)の内訳。業者別では大成建設の90点(近畿自動車道紀勢線江住地区他改良工事=レベルU)が最高得点となった。
 難易度別にみる得点上位者は、レベルUでは、最高点の大成建設の次に、大林道路(紀勢線黒崎トンネルコンクリート舗装工事)、ミゾタ(紀勢線トンネル消火設備新設工事)の2者が各84点で続いた。レベルVは、森組の85点(那智勝浦道路湯川地区改良工事)が最高点で、鉄建(紀勢線和深川第一橋工事)、駒井ハルテック(紀北西道路岩出ICDランプ橋上部工事)など4者がいずれも83点で上位に入った。
 レベルWは、西松建設の86点(紀勢線周参見第二トンネル工事)が最高点で以下、大成建設(紀勢線田野井第二トンネル工事)、三井住友建設(紀勢線見老津第二トンネル工事)など4者がそれぞれ84点で続いた。レベルXは大成建設の80点(粟平地区水路工他設置工事)、鴻池組の74点(名塩道路八幡トンネル工事)の順となった。
 大成建設はレベルU、W、X工事各1件の計3件を施工し、工事成績評定点の平均点は85点。最高点も90点とダントツとなる高い成績を収めた。
 近畿地方整備局の担当者によると、「地域への貢献や創意工夫なども評定点を得るための大切な要素になっている」と話す。

提供:建通新聞社