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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/02/05

【群馬】太田市が当初予算案を公表

太田市(清水聖義市長)は5日、2016年度当初予算案を明らかにした。一般会計における普通建設事業費は92億9947万1000円とし、過去最大だった前年度から38・8%の減少となった。減少は、新市民会館建設事業や太田駅北口文化交流施設建設事業が一段落したためだが、14年度とほぼ同額に戻った。鳥之郷市営住宅建設事業や薮塚本町南小学校大規模改修事業、武道館改修事業などを実施する。
堅調な歳入を受け、公債費を大幅に減らしつつ、各所に事業費を配分した手堅い予算案となった。記者会見で清水市長は「地方交付税に頼らない、自立できるまち。大きなものはないが、細かいところに気を配った」と新年度予算案を表現した。
建設関連事業を見ていくと、鳥之郷第2期建設工事を行う市営住宅建設事業に3億6995万2000円を充当。本年度の第1期工事と同様に、5タイプの住宅を1棟ずつ建設する。また、薮塚地区の校区再編に伴う薮塚本町南小学校大規模改修事業では、外壁やトイレなどの改修工事に1億5000万円を計上している。
設計施工プロポーザルを公告している運動公園野球場にも、1億5000万円を措置した。全体事業費は約15億円を見込み、新年度から2カ年で解体と建設を予定している。また、1億3800万円を投入する武道館改修事業は、空調設備の設置と屋根の改修に取り組む。
民間保育園などの整備補助には、6億5988万1000円を確保。交付対象は韮川保育園、世良田の杜、いなり幼稚園の3施設とした。17年度から民営化を予定する新田第一保育園は、屋根や外壁などで大規模改修を実施するため、8000万円を計上している。
継続事業である(仮称)薮塚本町認定こども園建設事業は、2億6459万9000円を配分。建設中の園舎工事継続分のほか、これから発注する外構工事費が含まれている。
新市民会館建設事業費4億9765万5000円にも、継続工事費に加え、外溝工事費や周辺整備費が含まれている。さらに新市民会館用の駐車場整備に向け、市民プールの、とうもうサマーランド解体に9000万円を投じる。
清水市長は会見で太田駅周辺整備を強調し「太田は変わったという印象を強めたい。再開発などを進め、気品があるまちづくりを行う」と話した。具体化はこれからだが、南口に続き北口一帯で民間と共に再開発を目指す考え。北口に駐車場を新設することも決まり、用地購入費など9645万円を計上した。民間が実施中の南口地区市街地再開発にも11億4030万円を補助する。
土木関連では、太田スマートインターチェンジ整備事業に4億2100万円を措置。市による市道改良や東日本高速道路が所管するエリアでも動きがありそう。
市道1級20号線では、電線の地中化へ1億8000万円を割り当てた。これについて清水市長は「4車線化と電線地中化を行うが、これから国へ補助金を陳情する。当初の計画期間よりも延び、5年間ぐらい(かかる)」と見通しを示した。
また、2級62号線などの幹線道路整備へ2億4398万円、工事が進む太田西部幹線へ1億8000万円、平地林整備(台之郷、矢場町)へ4146万5000円などを配分した。このほか、新規で改修を開始する七ケ村用水路を含む、河川水路新設改修事業は、3億6500万円を確保。各地区の排水対策も進めていく。