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日刊建設工業新聞
2016/02/12

【鳥取】県営繕課 鳥取西高校耐震整備で方針

 県総務部営繕課は、2015年度から本格的に耐震改修工事に入った県立鳥取西高校整備事業(鳥取市東町)のうち、15年度の発注を予定している体育館や第1校舎を耐震改修する6工区建築工事の起工手続きが整ったことから、入札手続きが順調にいけば2月中旬に公告する見通し。県内の建築一般A級2社の共同企業体を採用する。
 メーン工事となる第1校舎は鉄筋コンクリート造4階建て延べ面積1842平方bの耐震改修と老朽改修。耐震補強は、鉄骨ブレース6構面のほか、開口部の一部に耐力壁を新設する。また、リニューアル工事として内外部などを改修する。また、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)平屋建て延べ面積1119平方bの体育館は、木造平屋建て76平方bの既存の器具庫を取り壊し、128・4平方bの器具庫とトレーニングルームを増築するほか、耐震補強は、天井のブレースの一部を取り替える。このほか、三ノ丸中庭エリアのなどの外構整備を行う。概算工事費は約4億2000万円を見込んでいる。
 また、体育館に隣接する木造平屋建て延べ面積402平方bの芸術棟の新築と木造平屋建て延べ面積289平方bの渡り廊下を新築する7工区建築工事についても3月には入札する。近く設計をとりまとめ、2月下旬までには起工手続きを整える。概算工事費は約1億2000万円を見込んでいる。発注業務は、東部生活環境事務所が担当する。