竹田市が計画していた、岡城二の丸跡(国指定史跡)のトイレと休憩施設建設に向けた準備が整ったようだ。
市は、さきに文化庁との間で設計などを含めた協議を終え、実施設計を委託した鰹C復技術システム(福岡市)が、近日中に業務を終える予定。市は、3月初めにも工事を発注したい考え。
市によると、当初は木造2階建ての計画だったが、文化庁との協議で平屋建てにして、トイレと休憩施設に屋根付き階段を設置して、高齢者でも無理なく本丸に上れるように設計変更した。
市は27年度当初予算に、同施設を含む岡城跡保存整備事業費1億9677万円(保存整備1億1709万6000円、維持補修64万8000円)を計上しているが、設計変更で事業費を縮小するようだ。施設完成後は天満神社(小河一博宮司)が管理する。
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大分建設新聞社