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日本工業経済新聞社(茨城)
2016/02/16

【茨城】JPSが大子町に県内最大級のメガソーラー整備

 再生可能エネルギー設備の設計施工などを手掛ける潟Wャパンパワーサプライ(通称・JPS、東京都港区六本木、釜谷正宏代表取締役)は、大子町にあるゴルフ場跡地に県内最大級34メガワット規模のメガソーラー整備を計画。10日に大子町と企業立地に関する協定を結んだ。総事業費は125億円を見込み、2018年4月の操業開始を目指していく。
 調印式には同社の柿岡啓介取締役や綿引久男町長などが出席し、協定書を取り交わした。
 計画によると同社は、旧ヴィレッジクラブ大子ゴルフクラブ(小生瀬3090ほか)跡地を買収して、大規模太陽光発電所を整備する。
 発電容量は34メガワットで、約7万7000世帯分の電力を賄うことが可能。発電施設の整備は土地の所有権移転後に取り掛かる見通し。同社は、町内の別のゴルフ場遊休地において2・4メガワット規模のメガソーラーを整備した実績がある。
 また、事業地内にあるクラブハウスやホテルなどは、地域貢献を目的に町へ寄付する。
 町は寄付された施設の利用について、既存校舎の老朽化が進む通信制の潟泣lサンス高校(浅川1253)の移転先とする予定。このために必要となる整備工事は早ければ3月にも行う。
 同社は、12年12月に設立。再生可能エネルギー設備の設計・施工・販売・メンテナンス、太陽光発電事業のコンサルティングを手掛けている。