トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(茨城)
2016/02/20

【茨城】鉾田市が(仮)市民交流館基本設計を公表

 鉾田市は、かねてより計画を進めていた(仮称)市民交流館の基本設計を公表した。現在着工に向けて実施設計をまとめており、現在の計画ではことしの5〜12月まで造成工事、12月〜2018年3月にかけて本体建設工事を行い、同年6月に供用を開始する予定。施工業者の選定は一般競争入札で行われる見込み。
 事業費の概算は消費税8%込みで49億9400万円。内訳は基本本体等工事(外構工事含む)に43億円、造成工事に1億1000万円、備品購入費に1億1000万円、設計量等に3億1200万円、用地購入費等に1億6200万円。11年に策定した基本計画に比べ14億円以上の上方修正となったが、これは用地購入費が算入されていなかったことと、資材費、人件費の上昇によるもの。実施設計を策定する中で可能な限りのコストダウンを検討する考え。
 建設地は飯名地内のファーマーズマーケットなだろう隣接地で、敷地は2万7800u。建物の構造はSRC一部S造3階建てで、最高高さは約28m。延べ床面積は約6600u。公民館機能とホール機能を複合する。
 多目的ホールは、生音のコンサートに適したホールで、収容人数は約600人だが、ロールスクリーン間仕切りにより客席を分割し小規模での催しにも対応可能。客席は幅が55p、列間が1mで、ゆとりのある構造とする。
 そのほか、上部にトップライトを2カ所設置して自然光による採光が可能なエントランスホール、小規模のイベント会場としての単独利用も行うことができるリハーサル室、可動展示壁をもつギャラリー、少人数での利用に適した音楽室、陶芸や美術など多目的に使用可能な創作室、本格的な茶会を催すことができる和室、ガラス張りでエントランスからも内部がのぞける開放的な調理室などを設置する。3階部分の面積は約100uで、調整室が設けられる。
 建物の外にはジョギング・ウオーキングコースやキャンプ広場、ステージ広場、子供が遊べるあそびの広場などを設ける。ステージ広場はリハーサル室との一体利用が可能でミニコンサートなどが行える。駐車場は350台、駐輪場は50台のスペースを確保する。基本・実施設計は鞄総建(東京都渋谷区)が担当。
 同施設は、12年3月に基本計画を策定したが、東日本大震災による被害の復旧・復興を優先するため、一時凍結となっていた。昨年4月から整備推進委員会により検討が行われていた。