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鹿児島建設新聞
2016/02/24

【鹿児島】薩南工高生、木材循環システムを全国発表

  薩南工業高校の建築工作同好会の新原遼太朗さんと田代悠太さんが16日、東京都の日経ホールで行われた「低炭素杯2016」にプレゼンターとして出場。温暖化対策として取り組んできた「知覧型木材循環システム」について発表し、「LIXIL最優秀エコライフ活動」を受賞した。この様子は、動画投稿サイトのユーチューブで視聴することができる=写真=。 
 低炭素杯は2010年度から開催。学校や企業、NPOなどの団体がステージ発表で成果を競う。6回目となる今回は、エントリーした約2000団体の中からファイナリスト38団体(企業15、学生8、地域エネルギー5、地域部門10)が選出された。 
 建築工作同好会では、製材時のおがくずや練習時の木端が可燃ごみとして廃棄されているだけでなく、練習用の木材費が高く、満足のいく木工の練習ができずに「木材を生かす人材」が育たない現状を憂い、活動をスタート。 
 地元企業から住宅用木材の廃材提供を受け、国家技能検定などの練習に取り組むことで廃棄減少につなげたほか、いすやベンチ、木馬などを製作して保育園などに約150点寄贈。木の良さを知ってもらうと同時に、CO2削減に寄与した。 
 また、小中学校や幼稚園で廃材を使った木工教室を19回実施。高齢者には風呂焚き用のまきとして木端を配り、畜産家にはおがくずをカーペット用として配布した。これらの取り組みでCO2削減換算量約850s(可燃ごみ約2500s×係数0・34)もの結果を出した。 
 同校の米倉義孝教頭は「作文掲載も含めて、生徒たちには活気が出てきている。生徒と職員が一体となって精進していきたい」と期待を込めた。