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西日本建設新聞社
2016/02/29

【熊本】荒尾市、市民病院に基本設計費計上

 荒尾市の平成28年度当初予算案が明らかとなった。一般会計は総額204億円で前年度比0・2%減。このうち普通建設費は15億9311万円で同14・4%減となった。移転新築を計画している市民病院は、事業会計に施設の基本設計や造成設計などに2億1512万円を計上したほか、債務負担1億8104万円(29年度・新設病院建設設計)を設定している。
 同病院は、基本計画案によると、事業費約98億8800万円を投じ、延床面積2万1400平方b程度の新病院を整備する。昨年12月に建設地を野外音楽堂一帯(約3・2f)に選定。今月からは、建設地に隣接する大谷長洲港線との境界を確定するための同線(線形)改良設計や建設用地の現況地図作成の業務を開始している。
 このほか事業関係では、庁舎施設改修に7337万円、総合文化センター改修に8063万円、荒尾港海岸堤防に2億円を上げた。特別会計は南新土地区画整理事業に1億2400万円を計上。企業会計は、水道事業で建設改良5億3469万円、下水道事業で建設改良8億1350万円を上げている。

提供:西日本建設新聞社