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北陸工業新聞社
2016/03/01

【富山】地域経済活性化に期待/8号魚津滑川BP4車線で全線開通/整備局富山

 北陸地方整備局富山河川国道事務所が整備を進めてきた国道8号魚津滑川バイパスが2月28日、全線4車線で開通した。魚津市のホテルグランミラージュでは開通式が開かれ、国や県、魚津市、滑川市の関係者ら約140人が盛大に祝った。
 同バイパス7・4キロのうち、今回の4車線化開通区間は延槻大橋を含む2・3キロ(魚津市佐伯―滑川市大掛間)。渋滞の緩和をはじめ、沿線に立地する多くの企業にとって物流効率化や安全性の向上など、さらなるストック効果の発現が期待される。
 式では、藤山秀章北陸地方整備局長が「今回の開通で渋滞緩和とともに、さらなる企業活動の活性化や物流の効率化により、地域経済に好循環をもたらすものと大いに期待する」と式辞。石井隆一知事が「新川一円の経済活動や観光振興に寄与し、その効果が県全体に波及するものと期待する」とあいさつした。来賓の宮腰光寛衆院議員、野上浩太郎、堂故茂、柴田巧の各参院議員、横山栄県議会議長が順に祝辞。関係者らによるテープカット、くす玉開被の後、澤崎義敬魚津市長が謝辞を述べた。
 今回の4車線化で、国道8号バイパスの延長約50キロ(魚津市江口―高岡市柴野内島)が4車線化区間となる。
hokuriku