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西日本建設新聞社
2016/03/03

【熊本】初の受賞者を選定 県建築住宅局優良工事

 熊本県土木部の平成27年度建築住宅局優良工事が決まった。今回が初めての表彰。熊本地区新設支援学校(熊本かがやきの森支援学校)の体育館・プール棟新築工事を施工した建吉・豊JVと、同教室棟3・4新築工事を施工した増永組を選んだ。4日、表彰式を行う。
 施工者の技術力を積極的に評価し表彰することで、施工者数に比較して県優良工事等表彰受賞が少ない建築関係施工者の技術力と意欲の更なる向上や、社会的評価を高め、建設産業の振興に繋げる狙い。
 表彰の対象となるのは、県内業者(企業体を含む)が前年度に完成した請負金額250万円を超える建築住宅局発注工事で、工事成績評定80点以上のうち工事特性、創意工夫、法令遵守等の項目を除く各細別評定点が全てB以上の工事。ただし、施工業者が前年度に完成した県発注工事で、65点未満があった場合や前年度の当該業種の工事成績平均点が県全体の平均点を下回った場合などは除く。
 表彰部門・件数は、建築工事2件程度、電気設備工事と機械設備工事を各1件程度、総数5件程度とし、施工者と技術者等を表彰する。
 今回対象となった26年度発注工事は、建築85件、電気43件、機械42件あり、うち表彰対象となる建築20件、電気7件、機械7件を審査し、建築2件を選んだ。電気設備工事部門と機械設備工事部門は該当が無かった。

提供:西日本建設新聞社