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北陸工業新聞社
2016/03/03

【新潟】福田組に決定、6月着工へ/ロイヤルパークスER万代/中央区/災害時は防災医療拠点

 大和ハウス工業が新潟市中央区で計画する新潟初の大型プレミアム賃貸マンション「(仮称)ロイヤルパークスER万代プロジェクト」建設工事は、指名数社から見積もり徴集された結果、福田組に決定した。
 新潟市が旧万代小学校跡地(東万代町79番9)活用事業を公募型プロポーザルにより、大和ハウス工業(代表)・リビングギャラリー共同体の事業提案に決定したもの。施設規模は本体棟がRC造18階建て延べ3万5412・46平方メートル(建築面積3598・40平方メートル)、自走式立体駐車場がS造5階建て延べ約2500平方メートル(建築面積約600平方メートル)。6月に着工し、18年8月の完成、9月の入居開始を予定している。
 リビングギャラリーの発表によると、低層階には、医療モールと健康に配慮した食事を提供する食堂やコンビニエンスストアなどの店舗と、県内初の大型シェアハウスを併設する計画。賃貸マンションは326戸で、多彩な間取りを用意。また、災害時にマンション内のスペースや医療品などの備蓄を提供する防災医療拠点となり、避難場所に指定されている隣接の万代長嶺小学校との連携ができるほか、屋上に緊急ホバリングスペースを設置する。
 実施設計は、浅井謙建築研究所(大阪市北区)が担当。

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