全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　県内建設産業に携わる女性の集い「つくる部女子会（仮称）」の2回目となる交流会が、5日にテルサで開かれた。職域・立場を超えた女性たちが、建設業での活躍を目指して知恵を出し合い、入職支援や連携促進に向けての意見を発表した。
　熊本県建設産業団体連合会と熊本県が共催し、土木・建築・設備・コンサル企業などで働く女性技術者等と県の女性技術職員ら計43人が参加した。
　昨年10月の交流会で出された建設産業に対する魅力や改善点などの自由意見を踏まえ、今回は、女性の▽入職支援▽環境整備▽連携促進―にテーマを絞った。五つに分かれた各グループが一つのテーマを選んで議論し、その後グループ毎の代表者が意見を発表した。【グループ意見発表の詳細は本紙3月10日号】
　また交流会では、女子会のネーミングも考案。25の候補名を無記名投票し、「くまもと建麗会（けんれいかい）」に決めた。発案者で電気設備企業に勤める女性は「建設業で働く上品な女性の思いを込めた」と説明。今後、名刺などに取り入れて周知していきたいとしている。

提供：西日本建設新聞社