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大分建設新聞社
2016/03/12

【大分】2ヘクタールのハウス建設へ、宮崎の級恟シ農園 

 宮崎市の級恟シ農園(奥松健二社長)が、国東市でトマトの栽培を始める。10日、奥松社長らが県庁を訪ね、広瀬勝貞知事と三河明史国東市長に進出表明し、協定を締結した。
 計画では、国東市国東町浜に4月、轄蒼潔恟シ農園(仮称)を設立する予定で、同地の水田約3fを借り、低コスト耐候性型ハウス2fを建設、29年4月から低段密植栽培による高糖度トマトの生産を始める。従業員は、29年度25人(正規3人、パート22人)、34年度30人(正規5人、パート25人)の予定。販売金額は、29年度1億9000万円、34年度2億円を目指している。
 級恟シ農園は、3年10月、宮崎市に設立。資本金3010万円。業務内容はトマト・キュウリ(施設面積6・3f)、コメ(作付面積27f)の生産・販売、農作業受託など。従業員は71人(正規22人、パート49人)。販売額約3億6000万円(26年度)。同市に関連会社の葛{崎太陽農園(ミニトマト生産)がある。

提供:大分建設新聞社